汚名への反論 No5  山西省太原の慰安婦

山西省太原の慰安婦
 悲惨な状況見た事なし「感謝」で接した皇軍兵士
  第六十二師団独立歩兵第十三大 第一中隊上等兵 小島幸雄(守山市 78歳)
  昭和史研究所會報 第41号 平成12年9月10日4号

 (前略)扨(さ)て私は当年七十五才にて滋賀県議会議員連続二十四年その間議長も勤めさせていただき現在は県の選挙管理委員長を勤めさせていただいております。
 私の軍隊歴は昭和十六年徴集現役兵にて昭和十七年二月より昭和十九年七月迄主として中國山西省若しくは河南省に歴戦、最後の京漢作戦(通称河南作戦)に参加後、昭和十九年八月十六日上海呉訟港出帆、同二十日沖縄県那覇港上陸、同二十年三月末米上陸軍を迎え撃ち、現在の浦添市嘉数高地の戦闘で同年四月九日朝機関銃射撃中(筆者は軽機関銃射手-中村)迫撃砲弾の破片で全身三ヵ所に負傷致し出血多量で不思議に生き永らへました。私の所属中隊は中隊長以下九割方戦死、結局最後迄生き残った者は中隊全員百六十余名の内僅かに四名だけでございます。伊藤正徳著『帝國陸軍の最後』(Ⅳ特攻篇)の百七十二頁~百七十三頁に私の所属致しておりました第六十二師団独立歩兵第十三大隊(長・原宗辰大佐)第一中隊(長・青木正暢大尉)の米戦車相手の戦闘ぶりが記述されております。百七十二頁六行目の一個中隊が十数名に減って了った部隊もあったが……というのが私等の中隊をさしております。
 右の戦闘状況は京都新聞″防人の詩‘に悲運の京都兵団証言録に連載され、若杉幸雄上等兵が私のことです。若杉は旧姓です。御一読いただけましたら大変嬉しく存じ上げま
す。
 扨て私の意見でありますが、先ず。”従軍慰安婦”の問題ですが、先ず第一に、”従軍慰安婦”と言う呼称そのものが先生の御説のように不適当で戦中はそのような呼び方を致しておりません。従軍看護婦や従軍記者とは全く違います。軍の動員令に基いて軍属として従軍した人とは違い、遊廓の経営者やそれに類する人に誘われた戦争売春婦で職業として金銭で兵隊相手に春を売った女性のことです。私達は彼女達のことを日本ピー、朝鮮ピー、中國女性のことをチャンピーと呼んでおりました。
 又彼女達のいるところを「慰安所」と言っておりました。
 昭和十七年夏頃山西省太原市に糧秣受領等に山の中からトラックで出てゆきますと二時間余りの外出が許可され、彼女達のいる慰安所へ行くのが何よりの楽しみでした。その為ショートタイム(せいぜい三十分以内)朝鮮女性が当時の金で一円二十銭、中國女性が八十銭でした。日本女性は将校専門で兵隊はその地域に出入出来ませんでしたので、私は専ら朝鮮の彼女と遊びました。
 突撃実行する前に必ず前金で金を沸います。その他に彼女の機嫌を取る為に金の他に下給品のタオルとか花王石鹸等を持っていって彼女に与えました。
 彼女達は夫々京子とか花子とか都とか兵隊の覚え易いように源氏名で呼んでいました。
假令(たとい)三四ヵ月に一回でも馴染が出来て、兵隊達は寧ろ彼女達に感謝の気持を持って好意的に接していたものであります。どの兵隊も懐中には幾らも金を持っておりますのでタダで遊んだような兵隊は私の知っている限り一人もおりません。又若し一人でもそのような不心得の者がいた場合は彼女達が憲兵隊へ訴えましたら首実検をされその兵隊は大体一週間か十日の重営倉に入らねばなりません。上記のことについては外出の前に週番下士官から念を入れて注意されたものです。又彼女達も商売上手というか朝鮮の民謡(アリランの唄等)を歌って聞かせて呉れまして、彼女達もそれなりに楽しく働いていたようで、決して泣きの涙で過していたようには思はれません。言葉が通じませんので彼女達の心の底は分りませんが、以上私の体験を申し上げましたので一人の従軍兵士の体験談として先生のご参考に供した次第でございます。
 従軍慰安婦の問題は戦死した多くの戦友達の名誉に関する重大な問題で、それが又わが國の中高校の歴史の教科書に記述されていることは全く残念至極でありまして、私一人位何を言はれても少しも堪えませんが戦死者に対して誠に申し訳ない気持ちで悲憤やる方ないところでございます。此の上とも”従軍慰安婦”と言ひ、”南京大虐殺”等此の上とも死んだ戦友達の名誉の為、先生の一層の御霊力を亡き戦友の代辨者として折人ってお願い申し上げる次第でございます。
平成八年十一月三日(明治節の佳き日)
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