若い世代の中国人と日本

以下抜粋 「中国壊死」百年変わらない腐敗の末路 p195~202
◆本当は日本に憧れる中国人
宮崎 反日教育は危険なことなんだけど、しかし、一方において中国人の末端にはぜんぜん その効き目がないという二律背反がありますね。
宮脇 まあね。中国人は人の言うことなんか信用しないから。どうせ政府が言ってることだから、と。皮肉ですよね。
宮崎 ものすごい皮肉だよね。あれだけ毎日毎晩抗日映画をやってて、戦争映画になったら必ず、悪い日本軍人が出てくる。
宮脇 変な日本語で(笑)。
宮崎 「このバカ」「進め」それから何だっけね、ともかくあれだけ毎日反日の宣伝映画を見ていながら、なんて日本に来たがるかわからない。NHKの日本語のテキストブックを撒いたらたちまち百万部、とか。一時みんな日本語を狂ったように習った日本ブームがあったし、いまでも日本の小説家の翻訳なんて、よく売れるしね。だから、ものすごく矛盾してるよね。
宮脇 政府の言ってることは半分しか聞かない、というか、やっぱりさっき言ったように信用はしない。だから日本人が心配するほどには行き届いてはいない。でも「反日」は言い訳には使えるでしょう。それをやったって政府に捕まらないっていうふうなことにだけ、免罪符には使う。
宮崎 愛国無罪ですからね。
宮脇 そういう人だちなんです。福島香織さんの『本当は日本が大好きな中国人』(二〇一五年、朝日新書)によると「ドラえもんは日本の世界戦略じゃないか」というアホな説が出たという。
宮崎 自衛隊のVTRにガンダムの映像を流したり。
宮脇 中国の若い子たちは、単純にのび太のだめっぷりをみて「いいなあ、日本って。こんないい加減なのでも暮らしていける」つて癒されるらしい。
宮崎 あと「クレヨンしんちゃん」も、全面的にガキが失礼なことを言って、「それでもいいんだって、この社会は」と誤解してしまう。
宮脇 中国人の目を開くようですね。莫言(ばくげん)さんも、夏目漱石の『吾輩は猫である』を読んで、「ネコでも小説の主人公になるんだ」と驚いたと言っていた。
宮崎 村上春樹だのなんだの、二百万部も三百万部も売れてね。
宮脇 渡辺淳一さんと東野圭吾さんとがすごく売れているらしいですね。渡辺淳一さんのは、男と女がする前にこんなにいっぱい考えろってことが新鮮だったと言っています。
宮崎 それから山岡荘八『徳川家康』が中国人のビジネスマンの間ですごい人気です。不思議でしょう。要するに、日本は千年以上続いている金剛組をはじめとして、とにかく三百年以上続いている企業が五百社ぐらいある。中国は百五十年続いてる企業は五社しかない。それだけ激動につぐ激動のなかをくぐりぬけてきたので、日本の鎌會武士のいう「一所懸命」という発想なんかないんだ、常に移動してるから。で、そのなかで、徳川はなぜこれだけの長期政権ができたか、というのが中国人にとって魅力がある。全巻翻訳されていますよ、長い二十五巻ぐらいあるやつを。
宮脇 もともと漢字はコミュニケーション手段として大変不十分な言語で、目に見えないものを表す語彙がとても少なく、そして全国に通じる共通の音がない。音というものをあきらめて、広いところのコミュニケーションを図ってきたせいで、耳で聞いてわかる言葉というのが彼らにとって非常に範囲がせまい。だいたいいまの普通語(プートン)のもとになった北京官話、北京語でも、地名、固有名詞は耳で聞いたって絶対にわかりません。同音異義語が多すぎて、「それどこの地名なの」つて、漢字で書いて初めてわかる。
宮崎 人の名前だってそう。
宮脇 漢字で書かないとわからないですよね。だから耳元で愛を囁く文化がない。日本の銀座やどこかで長いこと時間をかけて女と遊ぶなんて、「あんなことありえない」(笑)。
宮崎 銀座紳士というのは中国人では絶対に考えられない。高いお金を払って、隣の美女とは手も握らないで和歌の話をするとか。
宮脇 高尚な話をしてね。女と一緒にね。それはもう中国にはない文化。だからもし本当の中国を描いたら、日本では小説が絶対に売れない。面白くもなんともない無味乾燥なものになるから。

◆「日本化」か? 中国人も世代で違う 
宮崎 日本人にとっては中国人の人生観があまりにもドライなんだよね。若い中国大なんて「愛人稼業」つてビジネスがある。自分のパトロンがいくらくれる、マンションを買ってくれた、ベンツを持っているとか、その自慢をし合う。あけすけにね。そういう面妖な
   世界がありますよ。考えてみれば昔からそうなんだ、中国は。ナイトクラブへ行っても「愛人になるか、ならないか」「いくらくれるのか」という話ばかり。
宮脇 それで、北京大学の学生同士とか中国のエリート中のエリートのカップルでも、片方がアメリカの留学試験に受かったら 婚約解消です。階層が違うという理由で。だから同じランクの高級幹部同士の子弟が、親が決めた婚約をするのはごく当たり前です。われわれ日本人だったら普通は恋とか愛とかはお金に関係がない、相手がぜんぜん金持ちでなくても好きになったら一生大事にする。そういうことは中国じゃありえないですからね。
宮崎 北京の天安門広場のちょっと北北東のほうに中山公園がある。少し広い。日曜日の午後二時にうじゃうじゃ人が来て、見合いの話。
宮脇 親が?
宮崎 親だけ。本人いないんだ。「あんたの息子収入いくら?」「自家用車何台持ってる?」「マンション何軒?」つていきなりそんな話をする。すべて無機質に。それで年収いくらで、ローンが何年ぐらい残ってるとか、それから決めていって、ランクが合うところに親同士が納得したら、初めて本人同士が会う。そこには恋愛感情はないんですよ。

宮脇 それを本人同士も「べつに」と思ってるわけ。つまり男と女の間に気持ちの通い合いが必要だという意識が最初からないことがすごいでしょう。それはもう人生というのはそういうもんだと思ってる。
宮崎 だから渡辺淳一の『失楽園』(一九九七年、講談社)にみんな驚いたんだよ。
宮脇 新しい世界だった。一部の中国人が憧れるようになって、日本に来て、撮影の現場に行きたいとか、ここで出会った同じところで写真を撮りたい、とか。おそらく追体験してるつもりなんでしょう。それでいま、中国でもソックリな恋愛ドラマをけっこうつくっています。
宮崎 ぽんと全部パクリ。
宮脇 韓国もすごいけど。面白いのは留学先の東京とか、わざわざ外国で出会うシチュエーションにする。北京だとリアリティがなさすぎるというよりも、ありえないから。それでその背景までそっくりにして、『101回目のプロポーズ』とか、日本の一時のトレンディドラマの型をものすごく真似てるわけ。
宮崎 もっと面白いのは、ドラマで主演を演じる米倉涼子とか酒井法子とか松嶋奈々子にそっくりな中国人女優を必ず見つけてくること。
宮脇 山口百恵もみんな好きでしたもんね。けっこう香港Λがイカれてたみたいだけど。ああいうやわらかい感じの女の子を好きになるのは日本に対する憧れなのね。自分たちのまわりにはいなかったから。中国でも映画人とか一部の人はそういうのをわかって映画に取り入れたりしてますね。
宮崎 うん、世代によってぜんぜん変わる。
宮脇 すこしは日本化してるわけですよ。日本の真似をするということは。
宮崎 福島香織さんの報告では、最近の中国の美人局も非常に巧妙になって、わざと親しくくっついて愛人になったと思いきや、別れ話になったら一千万円単位の要求が始まった。一方において、本当にこれが恋愛だと思って、日本人の男が黙って日本へ帰ると失望のあまり自殺するホステスもたくさんいる。
宮脇 ほお。新しい、それ。
宮崎 そんな新しい現象がけっこうあるらしい。
宮脇 一昔前だったら中国人ではありえない。自殺と心中はないはずの国だったんですけど。
宮崎 だから急速に海外に出始めてから、この五年くらいの話ですよ。こんなに中国人が世界中に出かけてね。
宮脇 自戒するのはよいことですよね。外国を見てね。内部から腐るというのは政治家から見て腐ることであって、外国のものを取り入れて文化が変わるのは良いことでしょう。
スポンサーサイト

 | HOME | 

プロフィール

野生馬 太郎

Author:野生馬 太郎
欧米列強と必死に戦ってきた爺ちゃんたちの名誉のために!

アジアの歴史と各民族性の相違を理解するために!


最新記事


カテゴリ

戦争裁判 (13)
満州開拓団 (2)
戦後処理 (4)
朝鮮半島引揚げの惨事 (4)
終戦直後の混乱 (9)
北朝鮮への帰還運動 (2)
シベリア抑留 (4)
慰安婦 (16)
その他 (7)
未分類 (0)
サハリン(樺太)韓国・朝鮮人残留 (3)
終戦時の朝鮮半島 (1)
韓国軍 (5)
日本人捕虜虐殺 (1)
空襲被害 (6)
海外からの引揚 (9)
日本占領 (1)
ソ連軍の暴虐 (3)
慰霊 (1)
戦場の実相 (8)
在日 (5)
韓国の売春事情 (9)
アメリカ (2)
メディア論 (1)
高級幹部 (2)
負け犬の心理 (2)
中国の不条理 (2)
歴史認識 (10)
北朝鮮 (2)
台湾 (3)
北海道が危ない (0)
満洲 (15)
韓国・北朝鮮の国民性 (2)
国家 (1)
朝鮮人強制連行 (1)
国家の軸 (1)
共産党研究 (1)
政治家のあるべき姿 (1)
中国人とは (1)
日本の伝統文化 (1)
朝鮮総督府 (1)
危機管理 (8)

月別アーカイブ


最新コメント


最新トラックバック


検索フォーム


RSSリンクの表示


リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


QRコード

QRコード